目測の甘いアメリカ人
アメリカ人は結構目測を誤ることが多いように思える。
彼らは自信に満ち溢れているので、自分ができると思ったことは是が非でも実行に移る!と思わせることがある。それが必ずしも良い結果つながるとは限らずともだ。
いろいろな例があるが、ここではその中の一つを取り上げてみよう。
ほかの例はまた後日お伝えすることにする。
これはある時、父が飛行機内で目撃した現場である。
旅行、仕事、様々な理由で飛行機に乗る人がいる。そんな客たちは搭乗後次々と自分の荷物を上、または座席の下へ入れ、席に落ち着く。
そんな中、一人の人が鼻息荒くどう見ても絶対に入らない大きさの荷物を力任せに押し込もうと頑張っている。
オーバーヘッドストレージの形が大きなスーツケースの形に合わせるように大きく湾曲しているのにも関わらず、無理やり押し込む。
数分後、ようやく入らないと気づいたのか、もしくはあきらめたのかは分からないが、(おそらく後方だろう。)
キャビンアテンダンスに荷物を渡し、西洋人ならではのあの肩をすくめる仕草さをして、彼は何事もなかったかのように自分の席に腰かけた。
そしてきっと、彼の荷物は外に持ち出されたことだろう。
まったく、そんなことをして、みんなに見られて彼らは恥ずかしくないのだろうか?と思ってしまう現場でした。